Financial Security Essentials Training

1. 本研修の導入背景と解決する組織課題

「社会的インフラであるSWIFTやATMへの高度サイバー攻撃。
 金融特有の攻撃シナリオに対処できる『真の現場力』はお済みですか?」

金融業界は、サイバー攻撃者にとって最も狙われやすく、
ひとたびインシデントが発生すれば巨大な金銭的被害と社会的信用失墜につながる最重要防衛領域です。
しかし、金融システムを運用・開発する現場では以下のような課題を抱えています。

- 金融特有の複雑な環境・攻撃手法への経験不足:
SWIFTやATMなど金融独自の構造やエントリポイントに対する理解が浅く、
汎用的なセキュリティ知識だけでは有事の検知・初期解析が追いつかない。

- 実運用・監視における知見の限界:
金融機関向けのSOC(セキュリティオペレーションセンター)や監視業務を請け負っていても、
実際のマルウェア感染環境での分析やケーススタディの経験が不足しており、
一次対応の品質向上に壁を感じている。

- 開発・構築段階での「セキュアな観点」の欠如:
金融機関向けインフラ構築やシステム開発を請け負う際、
攻撃者の視点や多層防御の構造を深く理解していないため、
設計段階からの堅牢化提案が難しい。

対象

1.金融業(銀行・証券・保険・決済事業者等)のIT・CSIRT・セキュリティ担当者
- 自社の金融インフラを守るため、SWIFTやATM等を狙う最新の脅威に対する現場の検知・解析スキルを網羅的に高めたい方。

2. 金融機関向けのSOC業務・検知/監視業務に従事するエンジニア
- 金融特有の攻撃シナリオへの知見を高め、一次対応・分析の精度を向上させてサービスの付加価値を高めたい方。

3. 金融機関向けインフラ構築・システム開発案件を担うリーダー・エンジニア
- 開発・構築にあたって「セキュアな観点」を身につけ、堅牢なシステム設計と高い責任を持った納品を実現したい方。

こんな方に
おすすめ

  • 金融機関のSOC/検知/監視業務
  • インフラ構築/システム開発担当

研修期間

2日間

受講料金

お問い合わせください。

受講方法

通学

学習単元

1. 金融セクターの基礎と脅威理解(理論・ケーススタディ)

- 金融セクター概要 / 多層防御の概要
- インシデント対応概要 / インシデントケーススタディ(金融攻撃事例)

- 2. 解析ツールとフォレンジック実技(ハンズオン)

- Sysinternals Suite の活用
- Malware Forensics 演習(マルウェア感染環境での分析演習)
- QRadar Architecture(SIEM・監視基盤の理解)

- 3. アリーナ環境での実高度演習と分析

- キックオフ / アリーナ環境説明
- APT演習(OT・金融システムへの感染シナリオ/SWIFT・ATM等)
- インシデント解析と演習の振り返り